医療格差を埋めるN8 センターが開設 |
<2007-09-07> |
再生医療の推進のために北イングランド地域の一流科学者の研究成果を結集させるバーチャルセンターが、10月19日にヨークで開設される。
RegeNer8と呼ばれるこのトランスレーショナル再生医療N8センターは、産業界、臨床医そしてN8と呼ばれる北イングランド地域で最も研究が盛んな8大学の研究者の間の連携における中心となる。
N8は、業界で注目されるトランスレーショナルリサーチに取り組むこの仮想と現実の研究センターが寄与する5分野の一つに、再生医療を挙げている。現在、ヘルスケアテクノロジー部門の中でも萌芽期にあるこの分野は、今後20年間の世界経済の発展に可能性をもたらす分野であると考えられている。
バイオプロセシング、製薬、バイオマテリアル、医療機器部門の代表者が参加した医療業界との協議の結果、再生医療における安全性がRegeNer8の中心テーマに定められました。
リーズ大学の副学長であるジョン・フィッシャー(John Fisher)教授の指導の下、科学者は、すでに確固たる評判を得ている研究分野である軟組織や硬組織の修復、交換、再生について意見を交える。
フィッシャー教授は次のようにコメントする。「RegeNer8は、北イングランド地域の大学の広範な研究活動(現在1億ポンド以上の規模)を土台としています。このセンターは、基礎研究を、新たな再生医療製品や再生治療へと発展させることを目的とした、産業界と臨床医のパートナーシップに焦点をあてています。これにより、北イングランド地域には経済的・社会的メリットがもたらされるはずです」
RegeNer8は、北イングランド地域の3つの開発公社によるコンソーシアムであるNorthern Wayが600万ポンドを出資するプロジェクトの一環である。
その他にも、エネルギー、持続可能な水利用、高齢化や関連する医療問題および分子工学の分野における研究を前進させるために、新たなセンターが設置される予定となっている。
このイニシアチブは、リーズに拠点を置くBITE CIC (バイオマテリアル&ティシュー・エンジニアリングCIC)と、北東イングランド地域のヘルスケア部門の育成機関であるCelsのパートナーシップによりさらに強化されている。いずれも、世界レベルの専門研究を再生医療製品や再生治療へと発展させるためのビジネス・マーケティング面のサポートをRegeNer8に提供している。N8センターは、世界での競争力を得ることで、医療業界における新たなビジネスチャンスを作り出すことを目的としている。
シェフィールド大学のデイヴィッド・セシェ(David Secher)教授の主導の下、3月に結成されたN8パートナーシップは、リーズ、シェフィールド、ヨーク、ダラム、ランカスター、リバプール、マンチェスター、ニューカッスルの8大学で構成されている。
セシェ教授は次のようにコメントする。「関連業界と密接に連携して、北イングランド全域で行われている世界レベルの研究を融合することで、N8リサーチセンターは、世界的競争力のある研究と経済発展の両面における強力な原動力となるはずです」
RegeNer8 は、Northern Wayの初回助成金により設立され、現在は、次の200万ポンド程の助成金を求めているところである。
Resource: University of Leeds
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