国立原子力技能アカデミー、政府の承認を受ける |
<2007-10-10> |
企業主導型の提案により、英国イノベーション・大学・職業技能省(DIUS)から国立原子力技能アカデミーの設立許可が得られた。
2007年9月24日の職業技能大臣デーヴィッド・ラミー(David Lammy)氏による発表は、2007年5月にDIUSに提出された詳細な事業計画の評価に基づくものである。この事業計画は、プロジェクト責任者ジーン・ルウェリン(Jean Llewellyn)氏がリーダーを務める専門プロジェクトチームによって作成され、イングランド各地域、スコットランド、ウェールズの原子力企業との緊接な協議により、企業主導の影の委員会によって運営される。
技能アカデミーは、化学製品、薬品、原子力、オイル・ガス、石油、ポリマー産業のセクター技術協議会であるCogentの完全下部組織となる。原子力企業が、原子力産業の直面する現在および将来の技能的障害や課題に取り組むことを支援している。それば、政府の650億ポンドの予算によるクリーンアッププログラムとの関連だけでなく、廃棄物管理、防衛、燃料処理および濃縮、発電事業との関連もあり、また、この分野が将来の展望のための技術や追加資源を確保していくためでもある。
国立原子力技能アカデミーは、同分野における変革者の役割を果たす。Cogentとの提携により策定された原子力クレジット制度を利用し、原子力分野における教育、研修、技能開発に貢献する。標準化された協調的アプローチによって、カンブリアにある本部の指示により、技能アカデミーは、地域研修クラスターのネットワークを通じて活動し、地域の高品質の設備を開発、促進し、原子力の専門的訓練を提供する「高技術施設」を設立する。その専門的訓練とは原子力企業が認めている技能格差の解消に対応するものである。初回講座は2008年初頭に開始され、この分野全体にわたるキャリアの発展や向上の枠組を策定する。
当国立技能アカデミーの旗艦センターとなる施設の建設はすでに着工されている。ウェストカンブリアの原子力アカデミー建設は、英国北西イングランド地域開発公社(NWDA)と原子力廃止措置機関(NDA)、ウエストレイク・ルネッサンス、英国原子力グループ(BNG)および国立原子力技能アカデミーとのコラボレーション/パートナーシップによって進行している。同施設は、専門研究イノベーション拠点となり、原子力産業にビジネスサポートサービスだけでなくさまざまな教育研修施設を提供する。
BNFL代表兼アカデミー理事会議長デーヴィッド・ボンサー(David Bonser)氏のコメント: 「国立原子力技能アカデミーの認可が得られたことを非常に嬉しく思います。技能アカデミーでは、原子力企業が、情報を基にした判断により、オファーされたプログラムを選択でき、訓練と能力開発の内容、計画および達成を形づくることができるでしょう。原子力産業には独特の要望があり、技能アカデミーは、将来に向けこれらの要望に着実に対応していきます」
国立原子力技能アカデミープロジェクトディレクタージャン・ルウェリン(Jean Llewellyn )氏のコメント: 「計画立案段階から、原子力企業は国立技能アカデミー設立に重要な役割を果たしてきました。これは彼らの技能アカデミーであり、彼らの必要性に応えるために設立され、前身してきました。 企業主導型の委員会による運営を続行し、それが原子力産業の技能の確保につながり、そして世界最高レベルの産業として持続していく必要があるのです。」
Prospect North全国書記長マイク・グレハム(Mike Graham)氏- 影の委員会労働組合代表のコメント: 「原子力労働組合は、業界の高齢化や、原子炉廃棄だけでなく計画中の原子力再生の可能性を著しく懸念しています。 技能アカデミーは、技能格差を埋め、現在の複数の基準に依存するのではなく共通の基準を定める能力を備えています。事業計画は、多様な分野の企業に信頼されており、また、一貫した戦略で足並みを揃える労働組合にも信頼されている。この事業計画は、原子力産業の高技能を持つ労働力をもたらす支援をする、第一級品の計画です」
Cogent CEOジョアンナ・ウルフ(Joanna Woolf)氏のコメント: 「国立原子力技能アカデミーは、業界や将来の労働力にとってすばらしいニュースです。私たちは、Jeanや事業計画チームの大変な努力を理解しています。技能アカデミーの企業主導型委員会のインスピレーションやリーダーシップ、またプロジェクトに対して信頼と献身を示し財政的にも貢献してくれた全ての企業に感謝します」 「この業界にとっては、適切な能力と技能を持った人材を採用、維持できることが重要です。Cogentの国立技能アカデミーには、これを実現させるための専門知識があり、信頼できる権威があり、また、企業との密接な関係を維持しています」
職業技能大臣デーヴィッド・ラミー(David Lammy)氏のコメント: 「国立技能ネットワークに原子力部門が加わったことは、すばらしいニュースです。これにより我々は、国立技能アカデミーの2008年の目標達成に一歩近づきました。承認に必要な厳格な基準を満たしたことについて国立原子力技能アカデミー設立チームにお祝いを述べ、企業の投資計画を歓迎します。企業が定め、各分野の要件を最もうまく満たす形で提供される業界固有研修の現実的な需要に対処する国立技能アカデミーは、英国の将来の生産性にとって欠かせません」
企業&パートナーの支援 英国原子燃料会社(BNFL)、Fluor Ltd、原子力廃止措置機関、英国北西イングランド地域開発公社(NWDA)、Serco、UKAEA、Washington Group Internationalなどの企業やパートナーが既にアカデミーに財政支援を提供している。 技能アカデミー影の委員会には、AMEC、BNFL、British Energy、British Nuclear Group、Centronic、Doosan Babcock、Fluor Ltd、MOD、原子力廃止措置機関、Prospect、Serco、UKAEAなどの多国籍組織、大企業、SMEおよび労働組合などの代表が参加している。
参照: 国立技能アカデミー (http://www.nationalskillsacademy.co.uk/)
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